阿麻美許曽神社

阿麻美許曽(あまみこそ)神社は、大阪市東住吉区にある神社である。
祭神は、素戔嗚尊、天児屋根命、事代主命である。
古くは、阿麻岐志(あまぎし)の宮ともいい、天美の地名の由来となった古社である。
創建は、平安時代初頭の大同年間(806-809)と伝えられ、延喜式内社である。
境内には、明治初年まで天見山の山号を持つ神宮寺があった。
南および東に建つ門は、同寺の山門である。
拝殿前の一対の狛犬の台座に「天見山」「阿闍梨快道(あじゃりかいどう)之代」「文化四年九月」の銘があり、社僧が文化4年(1807年)に建立したことがわかる。
手水舎の東側には、「行基菩薩安住之地」の石碑が建っている。江戸時代には、同地に奈良時代の高僧である行基が居住していたという伝承があった。
神社北西の大和川に架かる橋を行基大橋と呼ぶのは、このためである。
近鉄南大阪線河内天見駅下車、徒歩16分。



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