大光寺 しぐれ松 

寂静山 大光寺は、和歌山県橋本市伏原にある浄土真宗本願寺派の寺院である。
本尊は、阿弥陀如来立像である。
本堂の再建は、宝暦13年(1763年)。正徳元年(1711年)の「親鸞聖人時雨の御影」の由来記がある。
寺伝によれば、本願寺第11世の法主 顕如上人が、織田信長と大坂石山本願寺と戦っていた時に「親鸞聖人時雨の御影(ごえい)」を、高野山 福蔵院(現 巴陵院)へ預けることになり、
その使者に宮本平太夫が当寺に立ち寄って記念に植えたのが「しぐれの松」と言われている。
樹齢約300年の黒松で、優雅な樹冠を形成しており、境内の景観の主体になっている。
地上約1.7mのところで3つの枝に分かれ、ひとつはさらに上に伸び樹冠の上層部を形成している。
残りの2本は、それぞれ北と半円周を描いて西北に約10m伸びている。
昭和38年に和歌山県の天然記念物に指定された。
また、平成10年(1998年)に蓮如上人直筆の「南無阿弥陀仏」と書かれた六字名号が見つかった。
蓮如(1415-1499)は、布教の重要な手段として数多くの六字名号を書き、全国に配布した。
各地の門徒はそれを「惣道場」という村のコミュニティホールに本尊として掲げたという。
草書体は数千幅あるといわれるが、楷書体は20幅程度で、更に南無阿弥陀仏の意味を分かりやすく説いた「讃」が添えられているのは、全国に六幅といわれる。
大光寺の名号は、縦約1m、横約30cmで、和紙に「南無阿弥陀仏」と楷書体で書かれ、その上に「阿弥陀仏に帰依すれば必ず極楽往生できる」との「讃」が添えられている。
蓮如は、応仁2年(1468年)に高野山を訪れており、その際街道に面した当寺での布教のため、名号を残したのではないかといわれている。
南海電車高野線学文路駅下車、徒歩約20分。



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