どんどろ大師 善福寺

どんどろ大師 善福寺は、大阪市天王寺区にある真言宗の寺院である。
どんどろ大師は、鏡如庵大師堂として江戸時代の宝暦年間(1751-1764)に開創されたもので、弘法大師を祀っている。
天保5年(1834年)、大坂城代として赴任した土井利位(としつぐ)が弘法大師を深く信仰し参拝していたことから、「土井様のお大師様」とよばれ、それが訛って「どんどろ大師」となった。
明治42年(1909年)に、摂津国能勢郡木代(大阪府豊能町)から善福寺が当地に移転してきた。
歌舞伎「傾城阿波の鳴門」どんどろ大師門前の場では、弘法大師を祀る大阪の寺院を巡禮する「浪華大師巡り」の順路として、ここが舞台となっている。
阿波十郎兵衛(あわのじゅうろべえ)とお弓の夫婦は、盗まれた主君の刀を探し出すため、盗賊として裏社会に忍び込んでいた。
21日は弘法大師の命日で、お弓が参詣の際、父母を尋ねて故郷の阿波国(徳島県)から巡禮姿の幼い娘おつると、仏縁に導かれて門前で巡り遭うことになる。
お弓は娘とわかるが、今は盗賊の身で一緒に暮らすことは出来ないと、何も告げずに別れる、という親子の慈愛を主題にした場面で、その際の次の台詞は、歌舞伎に馴染みのない人にも親しまれている。
「と々さまの名は、阿波十郎兵衛(あわのじゅうろべい)」
「え々、して か々様の名は」
「アイ お弓と申します」
門前に、お弓おつるの銅像が建てられている。
大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線玉造駅下車、徒歩5分。(Y.N)



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