毘沙門堂

毘沙門堂は、和歌山県高野山恵光院にある。
堂内には、中央に毘沙門天、向かって左に愛染明王、右に不動明王が祀られている。
この不動明王は、弘法大師空海が唐に留学僧として渡った際に航海の安全を守ったことから、「舵取り不動」の名がつけられている。
毘沙門天は、仏教の護法神で、サンスクリット語バイシュラバナの音写から転じて、毘沙門天となった。多聞天、遍聞天とも称される。
インドのベーダ時代からの神で、元は暗黒界の悪霊の主であったが、ヒンドゥー教では、財宝、福徳をつかさどる神となった。
仏教では、四天王の一尊で、後世には武将姿のまま七福神の一つに数えられ、福徳を授ける神として信仰されている。
この毘沙門天は、高野山七福神(熊谷寺ー恵比寿、熊谷寺寺宝院ー布袋尊、恵光院ー毘沙門天、宝善院ー寿老人、宝善院奥の院ー福禄寿、本覚院ー弁財天、本覚院西生院ー大黒天)の一つとされている。



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