円珠庵(鎌八幡)

円珠庵(鎌八幡)は、大阪市天王寺区にある真言宗豊山派の寺院である。
山号は雪光山で、本尊は十一面観音を祀っている。
寺伝によると、大坂冬の陣で真田幸村が陣所を構えたところで、幸村が鎌を打ちつけ、鎌八幡大菩薩と称して祈念したところ、大いに戦勝を上げたといわれる。
その後、元和元年(1681年)に国文学者契沖が居を定め、泉州泉郡万町村(現和泉市)の養寿庵を移転し円珠庵と号したのが起源である。
契沖は、高野山で修行した後、摂津生玉の曼荼羅院住職、妙法寺住職となり、元禄3年(1690年)当庵に隠居した。
元禄14年(1701年)に亡くなるまで、当庵で多数の日本古典研究書を記し、その研究が、本居宣長などに継承され、国学として大成した。
寺は昭和20年(1945年)戦火で罹災したが、昭和30年に再建され、境内は契沖の墓とともに国の史跡に指定されている。
境内には、契沖の梵語の師であった延命寺の開山浄厳の碑、医家華岡青洲一族の墓碑もある。
頭痛、ぜんそく等の病根断に霊験のある寺として知られ、また「鎌八幡」の祈祷所として必勝を願う多くの人が訪れる。
1月25日には、契沖忌が行われる。
JR大阪環状線玉造駅下車、徒歩13分。



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