雲雀山

雲雀山(ひばりやま)は、和歌山県有田市と有田川町の境に位置する、有田市糸我町中番の東南部にまたがる山である。
北側にある得生寺の山号であり、山内には得生寺ゆかりの中将姫に関する遺跡が残されている。
〇宝篋印塔
 康永2年癸未(みずのとひつじ)(1343)の銘がある。有田地方で最古級の金石文で、昭和59年(1984)に有田市指定文化財になっている。金剛界の四方仏を現す梵字が刻まれている。
〇親子対面岩
 中将姫が父親の藤原豊成とここで再会したと伝わる。
〇名号石
 中将姫が隠れ住んだ庵の跡の前にある一枚岩である。南無阿弥陀仏の名号が刻まれている。
〇机の岩 経の窟
 中将姫がここで写経し、経を納めたといわれる場所である。
〇御本廟
 雲雀山の山頂で、中将姫の尊像が祀られている。
JR紀勢本線紀伊宮原駅下車、徒歩1時間。→ 中将姫物語ゆかりの地



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