一本杉 葛城第十四経塚(南葛城山 鏡宿)

一本杉 葛城第十四経塚(南葛城山 鏡宿)は、和歌山県橋本市にある。
当地の案内板には次のように記されている。
  一本杉(鏡の宿)
 ここは葛城修験道二十八宿の第十四番経塚で、役の行者による修験道の聖地と伝わりますが、
江戸時代の歴史書である「紀伊続風土記」にも、楠公(楠木正成)が、遠見をして鏡を埋めたとの記述があります。
 祠には、弘法大師が印度から呼び寄せた水神である善女竜王が祀られており、水不足の際には、民によって雨乞いの儀式が行われるところです。
 山中には、「雨蓋(あまぶた)」という名の石で覆いがされた小さな井戸があって、底にはその鏡が埋められたと伝えられています。
儀式の際にこの「雨蓋」を取り除き水面が見えると、雨が降ると言われています。
 「一本杉」の名はこの祠の北側に杉の大木があった事によります。
元は直径が1.5m以上の大木があったのですが、昭和初期の台風で枯れてしまった為、現在は2代目が、鏡を守っています。

JR和歌山線高野口駅から徒歩で2時間30分。



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