地主神社

地主神社は、京都市東山区清水にある神社である。
清水寺の鎮守社で、明治維新までは地主権現の名で親しまれ、縁結びの神として信仰を集めている。
本殿の祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)、素戔嗚命(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)、足摩乳命(あしなづちのみこと)、手摩乳命(てなづちのみこと)である。
現在の社殿は、寛永10年(1633年)に三代将軍徳川家光によって再建された。
奈良時代の双堂(ならびどう)という最古の建築様式を残す本殿は、拝殿、総門とともに重要文化財に指定され、世界文化遺産にも登録されている。
拝殿天井の龍の絵は、狩野元信作と言われ、夜ごと音羽の滝の水を飲むため抜けだしたという伝説がある。
縄文時代から伝わる本殿前の一対の立石(恋占いの石)は、一方の石から他方の石へ眼を閉じて辿り着けば恋の願い事が叶うといわれている。
古くからの桜の名所で、謡曲「田村」「熊野(ゆや)」にもうたわれた地主桜の名で有名である。
京都市内主要ターミナルから京都市バスで五条坂、清水道下車徒歩12分。(Y.N)



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