桂小五郎潜居跡

桂小五郎潜居跡(荒物屋跡)は、兵庫県豊岡市出石町にある。
元治元年(1864)7月禁門の変に敗れた長州藩は朝敵となり、桂小五郎(1833-1877)も追われる身となったが、
出石の町人甚助、直蔵兄弟の義侠により、京都を脱出して町内各所にかくまわれていた。
当地は、荒物屋を営んでいた跡で、愛人の幾松も訪れている。
潜居9カ月、桂小五郎は再生しやがて大業を成し遂げ、木戸孝允と名を改め、
大久保利通、西郷隆盛と並び維新の三傑と仰がれた。
JR山陰本線八鹿駅からバスで出石営業所下車、徒歩10分。
司馬遼太郎の小説「俄-浪華遊侠伝」では、桂小五郎が甚助と共に大阪から逃れる処を、明石家万吉(小林佐兵衛)が助ける様子が描かれている。


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