河合神社

河合神社は、京都市左京区糺の森にある賀茂御祖神社(下鴨神社)の摂社である。
延喜式神名帳に「鴨川合(かものかわあいに)坐(います)小社宅(おこそべ)神社」と記された名神大社で、「小社宅(おこそべ)神社」が正式名であるが、一般には高野川と賀茂川の合流する地にあたるところから河合社と呼ばれている。
祭神は、玉依姫命で、下鴨神社の祭神「賀茂別雷神」の母にあたる。
社殿は、本宮の式年遷宮にあわせて造替が行われており、現在の社殿は延宝7年度(1699年)の古殿舎を修造したものである。西側には、貴布祢神社と任部社及び六社がある。
美人の神さまといわれ、安産、育児、縁結びの神として知られているほか、末社・任部社に八咫烏神が祀られ、サッカーの神としても知られている。

なお、正式社名の小社宅は、社戸(こそべ)の意味で、神に祈願することを世襲とした賀茂社の社家をさすという。
「方丈記」の著者 鴨長明(1155-1216)は社家の生まれで、幼少から学問に秀で、特に歌道に優れており、建仁元年(1201年)に後鳥羽上皇から和歌所の寄人に任ぜられた。
新古今和歌集には、「石川や 瀬見の小川の清ければ 月も流れを たずねてそすむ」の和歌が採録されている。
その後、50歳の時にすべての公職から身を引き、大原から各地を転々として、随筆「方丈記」を記した。
本殿前東側に、鴨長明の方丈が再現されている。
京阪電車出町柳駅下車徒歩10分。下鴨神社の参拝者有料駐車場がある。(Y.N)



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