川湯温泉 仙人風呂

川湯温泉仙人風呂は和歌山県田辺市本宮町にある。
江戸時代に源泉を発見し、温泉宿(現在の富士屋)を作ったのが、川湯温泉の起源とされている。
野迫川の支流大塔川をせき止めてつくった「仙人風呂」がある。
川湯温泉が「仙人」のお告げで発見されたとの言い伝えと、「千人」が入れるという大きさに例えて名付けられた。
源泉は約70℃のアルカリ性単純泉である。
仙人風呂は、川の水位が下がる12月から2月に期間限定で作られる露天風呂である。
1985年から、熊野本宮観光協会などが「冬場にも観光客を呼び込もう」と始めた。
河川であるため、水着やタオル着用で「入浴」する。
広大な風呂内は場所により温度が違い、「床」の石の間から暖かい湯や水が出ているのを感じながら入浴する。サンダルがあると重宝する。
利用時間は、午前7時から午後9時までで、男女別の更衣室と公衆トイレがある。
入浴料金は無料で、石けん・シャンプー等の使用は禁止されている。
夏場は河原を掘って露天風呂づくりが出来る。
令和2年は、12月1日から翌年2月28日までオープンする。
JR紀勢本線新宮駅からバスで「川湯温泉」下車すぐ。富士屋南側に仙人風呂利用者用の無料駐車場がある。



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