小松宮彰仁親王御旧跡

小松宮彰仁親王御旧跡は、和歌山県高野山の別格本山総持院に建てられている。
小松宮彰仁(こまつのみやあきひと)親王(弘化3年(1846年)-明治36年(1903年))は、仁和寺第三十世門跡で、戊辰戦争では奥州討伐総督として官軍の指揮を執った。
国際親善にも熱心で、ヨーロッパ各国を歴訪した。1887年に夫人とともにトルコを訪問した際には、アブデュルハミト2世に会い、明治天皇からの勲章を手渡した。
その答礼として、オスマン提督の指令の元軍艦エルトゥールル号が東京へ派遣され、公式代表団は明治天皇に会っている。
その帰路にエルトゥールル号が串本で遭難し、多くの犠牲者が出たが、当時の村人は献身的に救助活動を行ったことで知られる。
別格本山総持院の登龍の藤は、小松宮彰仁親王が名付けたもので、5月初旬には独特の幹の上に、白い花が咲き誇る。
小松宮彰仁親王の位牌が、総持院本堂に安置されている。



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