子継峠(粉継峠)

子継峠(粉撞峠)は、和歌山県高野町の黒河道沿いにある。
黒河道は高野七口の一つ黒河口に至る高野参詣道で、橋本市賢堂から高野山の千手院谷に通じている。
橋本から高野山への近道とされ、また大和国からの参詣客がしばしば利用することから、大和口とも呼ばれた。
子継峠の祠には、緑泥片岩製の舟形光背のある地蔵菩薩立像が安置されている。
総高84cm、幅40cmで銘文が左右に彫られている。
向かって右に「十三年 検校重任」、左に「香舂(こつぎ)峠 永正九壬中八月廿二日」と刻されている。
高野山主の検校の重任(ちょうにん)が、室町時代の永正9年(1512年)に造立したものである。
高野山大学図書館課長 木下浩良氏によると、「峠の地蔵」と明らかにする地蔵石仏では、全国でも最古の遺物と見られている。
平成28年の世界遺産登録に際して、この地蔵菩薩が黒河道の文化的遺産の一つとして評価された。
高野山黒河口女人堂跡から徒歩約60分。



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