春日大社神苑 萬葉植物園

春日大社神苑「萬葉植物園」は、奈良県奈良市春日大社内にある植物園である。
1932年佐々木信綱等の協力により、萬葉集にゆかりの深い春日野の地に、約300種の萬葉植物を植栽・保護する日本最古の植物園として開園した。
現在では椿園、藤園が増設され、総面積も当時の2倍で約3万㎡ある。
中央には2千㎡の池があり、池の中央の中ノ島には、奈良市指定文化財のイチイガシの老巨樹がある。
島の正面の浮舞台では、5月5日子供の日と11月3日文化の日に萬葉雅楽会が行われる。
園内北東角の八角堂の特徴を持つ歌泉堂には柿本人麻呂が祀られており、8月7日に例祭が行われる。
回遊式庭園の藤の園は、春日大社の神紋である20品種、約200本の藤が植栽されて、立ち木造り、古代からの棚造りで公開されている。(4月中旬〜5月上旬)
近鉄奈良駅からバスで10分「春日大社表参道」又は「春日大社本殿」下車、徒歩5分。(Y.N)



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