三石山不動寺  不動の滝

三石山不動寺は、和歌山県橋本市山田にある。
同寺由緒によると、延暦13年(794年)弘法大師空海が21歳の時に、この地で草庵を結び勤行したところといわれる。
水がないため、杖で掘ったところ清水が湧き出て滝(不動の滝)となり、大師がこの滝で手水を使ったため、別名「手水の滝」といわれる。
このとき滝から不動明王が出現されて、その像を祀った。大師草庵の跡を「庵ノ平」と称した。
昭和7年(1932年)に、仏像を発掘して滝の中央に奉安し、昭和9年(1934年)に三石山不動寺御供所拝殿を建立したものである。
由緒を記した石碑に、不動明王の真言が記されている。
「ナゥマク サンマンダ バザラダン センダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン」
不動明王とともに、熊鷹大神が祀られている。熊鷹大神は、熊鷹(クマタカ)と言う鳥類の「鷹」が神様である。
数ある熊鷹の中でも「羽白熊鷹(はじろくまたか)と言う種類の「鷹の神様」をお祀りしているといわれる。
ただ、その昔「貴族(藤原氏・皇族)」の守護神の1柱であった熊鷹大神(羽白熊鷹)を、民族(国民)の統制のために、広く信仰されている稲荷信仰に習合させて、崇拝させたという説がある。
境内に流れ出る山水は、紀の国名水百選に選定されている。
不動の滝は、寺から約400m登ったところにある。
JR和歌山線紀伊山田駅下車、徒歩約70分。



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