四條畷神社

四條畷神社は大阪府四條畷市南野の飯盛山麓にある。
楠木正行を主祭神として、楠木正時、和田賢秀など正行に殉じた将士全27柱を祀っている。
摂社として御妣(みおや)神社がある。
当地は、正平3年(貞和4年、1348年)1月5日、高師直ら北朝軍勢と戦った楠木正行が、討ち死にしたところである。
明治時代に、平田神社の三牧文吾(みまきぶんご)らが神社創建を請願し、明治22年(1889)に勅許され、翌年創建された。
旧別格官幣社で、例祭は2月12日に行われる。

太平記巻二十五では、楠木正行の最後を次のように記している。
楠正行も眉間のただ中、唾かけのはづれに二矢射られて、その矢を抜くべき力もなし。(中略)
「今はこれまでぞ。云ひ甲斐なき敵の手にかかるな」とて、
楠正行心閑かに物具は脱ぎ捨て、腹一文字に引き切って、南枕にぞ臥したりける。

JR片町線四條畷駅下車、徒歩15分。


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