白髭神社

白髭神社は、滋賀県高島市鵜川にある。
祭神は、猿田彦命(さるたひこのみこと)で、白髪で白い髭を蓄えた老人の姿で、社名の由来となっている長寿神である。
社伝によると、垂仁天皇25年、倭姫命(やまとひめのみこと)が社殿を再建(創建とも)したとされ、近江最古の大社といわれている。
また、天武天皇の白鳳3年(675)に勅旨を以て「比良明神」の号を賜った。比良明神は、貞観7年(865)に従四位下を授けられている。(「日本三代実録」)
「石山寺縁起」には、良弁が蔵王権現の託宣を受けて石山に来たところ、一人の老翁が釣りをしており、自分は比良明神でこの地が霊地であると告げたので、岩上に観世音菩薩を安置して祈願すると、陸奥国から黄金が出て、奈良東大寺の廬舎那仏の造顕がなったとある。

当社の縁起は謡曲「白髭」(観阿弥作)にも謡われ、日本全国に約三百社の分霊社が祀られている。

現在の本殿は慶長8年(1603)に太閤秀吉の遺命により、豊臣秀頼と母淀君が片桐且元を奉行として造営した入母屋造、檜皮葺の建物で、昭和13年(1938)国の重要文化財に指定されている。
拝殿は、寛永元年(1624)大溝藩主 分部光信の造営である。→ 大溝城跡
境内には、他に11の末社が祀られており、このうち若宮社、伊勢両宮、八幡三所の社殿は、高島市の文化財に指定されている。
また、紫式部歌碑、松尾芭蕉句碑、与謝野鉄幹・晶子歌碑などがある。→ 白髭神社の歌碑句碑 紫式部ゆかりの地

9月5日、6日に行われる秋季大祭では、「なる子まいり」と称する神事があり、数え年二歳の子供に神前で名前(呼び名)を授け、その名前を三日間の呼び名にすると、無事に成育するといわれる。

JR湖西線高島駅下車、徒歩30分。参拝者用の駐車場がある。



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