大阪市立東洋陶磁美術館

大阪市立東洋陶磁美術館は、大阪市北区中之島にある専門美術館である。
世界的に有名な「安宅コレクション」が住友グループ21社から大阪市へ寄贈されたことを記念して1982年に開館した。
館蔵品は、高麗・李朝の陶磁器や中国陶磁を中心に約4000点に及び、この中には2点の国宝(飛青磁花生と油滴天目茶碗)と13点の重要文化財が含まれている。
東洋陶磁のコレクションとしては、世界第1級の質と量を誇るものである。
建物は、地上3階地下1階の鉄筋コンクリート造りで、延床面積3921㎡あり、内部には11の展示室と講堂がある。
宋の時代を中心とした中国展示室では、自然光を取り入れた中で青磁を鑑賞できる工夫がされている。
常設展示のほか、年1〜2回の特別展・企画展が開催される。
京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車すぐ。
大阪市営地下鉄淀屋橋駅又は北浜駅から徒歩10分。京阪本線淀屋橋駅又は北浜駅から徒歩10分。(Y.N)



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