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安倍晴明神社は、大阪市阿倍野区阿倍野元町にある。
境内の案内板には、次のように記されている。
当神社は変安時代に活躍された天文博士安倍晴明公を祭る神社で、創建は社伝によれば、晴明公没後二年の寛弘四年(一〇〇七)です。
安倍晴明公は、古代豪族阿倍氏の出で、伝説(葛之葉子別れ伝説)では、父安倍保名(やすな)が和泉の信太明神(聖神社)に参詣の折、助けた白狐(葛之葉姫)と結ばれて、当地阿倍野で生誕されたと伝えます。
幼名は安倍童子で、資性英明学問を好み、京都に上り陰陽家の加茂忠行と子息保憲に師事し、陰陽推算の術を修め、天文博士、大膳大夫、播磨守等を歴任し、従四位上に叙せられました。
占いは百占奇中(ひゃくせんきちゅう)神の如しと称され、花山天皇の退位を予知し、大江山の鬼退治を指導した事は、有名で、又職神(精霊)を自在に駆使したと伝えます。
安倍晴明神社社務所
