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赤間神宮は、山口県下関市阿弥陀寺町にある。
祭神は、安徳天皇である。
朱塗りの映える水天門(昭和33年竣工)の西側に、宮内庁が所管する安徳天皇阿弥陀寺陵がある。
文治元年(1185)壇ノ浦の戦いで、祖母 二位尼(にいのあま)(平清盛の妻)に抱かれて入水、崩御し、赤間関紅石山麓の聖衆山阿弥陀寺に葬られた。建久2年(1191)後鳥羽天皇は長門国に勅して御陵の上に御影堂を建立、阿弥陀寺を勅願寺とした。
以来皇室の崇敬を受けてきたが、明治維新の神仏分離により阿弥陀寺は廃され、明治8年(1875)御影堂を赤間宮と改称し、官幣中社とした。
昭和15年(1940)に官幣大社に昇格し、神宮号を宣下され、赤間神宮と改称された。
社宝として、紙本墨書平家物語長門本(全20冊)、後土御門天皇綸旨を含む赤間神宮文書(ともに国の重要文化財)などを有している。
拝殿斜め前の宝物館裏手には、七盛塚と芳一堂がある。
七盛塚は、平家一門の墓碑で、平家の武将には盛のつく名の人物が多かったことからこの名がつけられた。
玉垣前に「平家一門之墓」の石碑が建てられ、高濱虚子の句碑(七盛の墓包み降る椎の露)がある。
芳一堂は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の平家伝説をもとにした怪談「耳なし芳一」で知られる芳一の木像が安置されている。
毎年5月3日には、安徳天皇と平家一門をしのんで先帝祭(せんていさい)が斎行される。

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