穴太寺は京都府亀岡市にある天台宗の寺院である。
山号は、菩提山と称し、古くは穴穂寺、穴生寺、菩提寺などと呼ばれた。
西国21番札所となっている。
705年に文武天皇の勅願により、大伴古麿が創建した。
現在の本堂は、江戸中期に再建されたもので、中央に薬師如来、その左に聖観音、大涅槃釈迦像、右には聖観音像が祀られている。
本堂の大涅槃釈迦像は、鎌倉時代に作られた。
明治29年に本堂の天井裏から移され、以来体をなでると病気平癒のご利益がある「なで仏」として知られている。
JR山陰本線亀岡駅下車、京阪京都交通バスで穴太寺前下車。(Y.N)