安徳宮(安徳帝内裏跡伝説地)

安徳宮(安徳帝内裏跡伝説地)は、神戸市須磨区一の谷公園にある。
安徳天皇(1178-1185)は、治承4年(1180)2歳で即位した。
祖父は平清盛、父は高倉天皇、母は清盛の娘 建礼門院徳子である。
源平の戦いで源氏に追われた平家一門と安徳帝が西走の途中、当地に内裏を設けたと伝えられる。
その後、安徳帝は寿永4年(1185)下関壇の浦の戦いで祖母の二位尼(清盛の妻)に抱かれて入水した。
当地に安徳帝の冥福を祈るために祀られたのが安徳宮(宗清稲荷社)である。
安徳宮前に、もと京都の舞妓で、アメリカの財閥モルガン家の御曹司と国際結婚したモルガンユキ(加藤ユキ)が明治44年に献納した「モルガン灯籠」がある。
また、安徳宮横には、幕末の政略結婚で徳川家茂に嫁いだ皇女和宮像がある。
山陽電車須磨浦公園駅下車、徒歩20分。


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