奈良文化財研究所飛鳥資料館は、奈良県高市郡明日香村にある展示施設である。
7世紀の飛鳥は、日本の政治、文化の中心であったため、数々の遺跡が眠っており、発掘調査が行われている。
飛鳥資料館は、奈良文化財研究所が発掘した出土品を展示する目的で、昭和50年3月に開館したものである。
第1展示室では、高松塚古墳の副葬品や飛鳥の宮、寺などの埋蔵物が、分かりやすく展示されている。
第2展示室では、1982年の発掘調査で見つかった山田寺東廻廊が保存処理され、当時の建築の様式がわかるように再現されている。
また、庭には亀石、猿石、酒船石、須弥山石などの石造物がレプリカで展示されている。
近鉄橿原神宮前駅からバスで飛鳥資料館下車すぐ。