醍醐寺

醍醐寺は、京都市伏見区にある真言宗醍醐派の総本山である。
本尊は薬師如来像で、寺伝によれば貞観16年(874年)開祖理源大師聖宝が笠取山上に草庵を設け、准胝、如意輪両観音像を安置したのが始まりとされる。
延喜7年(907年)、醍醐天皇の勅願寺となり、金堂、五重塔などの諸堂が建立され、大伽藍を誇った。
その後、室町中期以降寺運が衰えたが、戦国末期に義演が座主となって諸堂が復旧され、慶長3年(1598年)には、豊臣秀吉が諸侯を率いて「醍醐の花見」を開いたことは有名である。
現代においても、関西でも有数の桜の名所で,3月下旬から4月上旬が見頃となる。境内を散策すると、桜のシャワーを楽しめる。
一般の人も桜の記念植樹をすることができる。
桜の季節は、道路が大変混雑するので、電車で出かけたほうがよい。
京都市営地下鉄東西線醍醐駅から徒歩10分。
JR東海道線山科駅から京阪バスで「醍醐寺」下車すぐ。
2015年4月から醍醐寺を訪れる人のための「観光ガイド」と「防災ガイド」の機能を併せ持つスマートフォン向けアプリ「京都醍醐寺ナビ」(日本語及び英語)が誕生した。
現地で販売される「DAIGOJI FUN! CARD]を購入すれば、すべての機能を利用できる。無料の「入門編」を試すこともできる。(Y.N)



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