大門口

大門口は、和歌山県高野山大門の北側にある。
高野山の浄域に入る口は、「高野七口」と呼ばれており、大門口はその一つである。
紀伊國名所図会には、登山七路の一つとして、次のように記されている。
〇登山七路  七口ともに女人堂あり。堂より上には女人の入ることを禁ず。
  大門口 又西口といひ、矢立口、麻生津(をふづ)口、若山口ともいふ。
       矢立より大門迄五十八町。此道當山西方の入口なり。
       慈尊院の廟を拝し、坤(ひつじさる)に向ひて攀躋(よじのぼ)る。
       これ忝くも 帝王の臨幸し給へる道にして、山路迂廻なれども嶮ならず。
       文永年間の町石、今猶依然として町毎に存す。故に町石道といふ。
       府下より登るものは、麻生津峠より志賀郷を経て、矢立にて此道に合し、大門に入る。
       故に若山口の名もあり。



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