伏見稲荷大社御旅所

伏見稲荷大社御旅所は、京都市南区にある。
伏見稲荷大社の御旅所とは、稲荷大神が神幸する際に、立ち寄るところで、東寺の北東に位置し、広い境内を有している。
稲荷祭の時には、五基の神輿が渡御し、還幸祭までの数日間ここに神輿が駐輿する。
毎年5月3日、稲荷還幸祭で御旅所を出た神輿は、東寺慶賀門の門前に止まり、供え物を前に居並ぶ東寺僧侶の出迎えを受ける。
これは、紀州田辺で稲荷神の化身である翁と出会った弘法大師が、翁が稲をになって東寺を訪れたことを喜び、東寺の鎮守神として、稲荷山に鎮座させたとの伝承に基づく。
その伝承では、弘仁14年(823年)稲荷山に鎮座するまでの間、近くの柴守の宅に滞在したとされ、それが御旅所とされている。
近鉄京都線東寺駅下車、徒歩3分。(Y.N)



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