元祖竹本義太夫誕生地石碑

元祖竹本義太夫誕生地石碑は、大阪市天王寺区茶臼山町にある。
谷町筋の歩道上に石碑が設置されており、各面には次のように刻されている。
(西面)元祖竹本義太夫誕生地
(南面)生誕三百年記念
(北面)昭和二十五年十一月建 菅建彦書□
(西面)
初代竹本義太夫は慶安四年(一六五一)にこの地(摂津国東成郡天王寺村南堀越)に生まれる 通称五郎兵衛
竹本義太夫を名乗り 貞享元年(一六八四)大坂道頓堀「竹本座」を創設 元禄十一年(一六九八)頃朝廷より
竹本筑後掾藤原博教の名を許され 正徳四年(一七一四)九月十日没。享年六十四 彼が創設した「竹本座」は能楽
歌舞伎と並ぶ三大国劇の一つと呼ばれる今日の「人形浄瑠璃文楽」の源流である。彼の創始した浄瑠璃
(三味線伴奏による語り物)の一流は、その名をとり「義太夫節」と呼ばれ 文楽はもとより歌舞伎等日本の伝統
芸能に不可欠な音楽となっている。 江戸期の大阪が生んだ日本を代表する偉大な芸術家である。
 この石碑は「財団法人人形浄瑠璃因協会」により建立されたものを竹本義太夫三百回忌の平成
二十五年(二〇一三)に「人形浄瑠璃文楽座因講」が再建したものである。



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