平安神宮 神苑

平安神宮神苑は、京都市左京区にある国の名勝に指定されている庭園である。
東山を借景として、4つの池を中心に、各時代の庭園様式を取り入れた池泉(ちせん)回遊式の近代を代表する広大な日本庭園で、面積は約3万㎡に及ぶ。
明治28年に岡崎で開催された第4回内国博覧会の東方美術館跡地を利用したもので、造園家小川治兵衛の作である。
南神苑は、明治28年平安神宮創建以来八重紅枝垂桜の名所として知られる。
昭和44年に平安時代の特色である野筋と遣水が設けられた。また昭和56年には、枕草子、源氏物語などに登場する草木、約180種類を植栽して「平安の苑」とした。
西神苑には、滝があり西南の築山には茶席「澄心亭」がある。初夏を彩る花菖蒲はとくに有名である。
東神苑は、明治末期から大正初期にかけて造られた名庭である。京都御所から移築された泰平閣(橋殿)、尚美館(貴賓館)があり、広大な栖鳳池(せいほういけ)には、鶴島、亀島の二島がある。
南神苑には、日本最古の電車が展示されている。
京都市営地下鉄東西線東山駅下車、徒歩約10分。岡崎公園周辺に有料駐車場がある。(Y.N)



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