東田中神社は、和歌山県紀の川市打田にある。
祭神は大山祇ほか13神である。
当地には、もとは山王権現社(日吉神社)があり、昭和20年(1945)に中世の田中荘に鎮座した8社(田中庄八社)のうち、日吉神社、一之宮神社、若宮神社、中村神社を合祀し、昭和21年東田中神社と改称した。
当時は、本殿4社が並んでいたが、旧中村神社、若宮神社の2殿が焼失、台風により倒壊して、現在は2殿となっている。
第一殿の日吉神社は、天長年間に慈覚大師が勅命により江州坂本から勧請した。
第二殿の一之宮神社(竹房神社・前の神)は、もと田中村大字竹房に鎮座していたもので、檜皮葺隅木入春日造の社殿は、和歌山県の文化財に指定されている。
神社北側には、弥生時代中期の東田中神社遺跡がある。
JR和歌山線打田駅下車、徒歩20分。西側に参拝者用駐車場がある。
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