聖神社

聖神社は、大阪府和泉市にある。
 聖神社(ひじりじんじゃ)は白鳳3年(674)、天武天皇の勅願によって信太首(しのだのおびと)が創建したと伝えられ、以降延喜式内社、和泉国五社明神の三の宮に列し、「信太明神」の別称でも親しまれている。
 祭神は、素戔嗚尊の孫神 「聖大神」を主祭神とし、天照大御神他四柱の神々を配祀している。
 聖大神は、大歳神(素戔嗚尊の子神)の子神(古事記)で、暦の神とされる。
 信太首は、百済からの渡来士族で、当社所在地の信太郷で陰陽師として活躍していた。
 かつての境内地は信太山丘陵の大半約百万坪を有していた。
境内には国指定重要文化財である慶長9年(1604)再建の聖神社本殿をはじめ、末社の三神社本殿、瀧神社本殿があり、末社平岡神社本殿は大阪府有形文化財に指定されている。

 国指定重要文化財

聖神社本殿(昭和25年1月28日指定)
 豊臣秀頼が片桐勝元を奉行として再建し、屋根は檜皮葺、桁行三間、梁間三間の三間社入母屋造という神社建築様式で、桃山文化の粋を集めた極彩色の装飾が施された壮麗な社殿である。

末社三神社本殿(昭和52年1月28日指定)
 三間社春日造と呼ばれる全国的にも珍しい建築様式で、屋根は檜皮葺、正面三間、身舎(もや)側面二間の前面に一間通りの庇を設け、極彩色が施されている。
元は東南部の神護寺「奥の院」に鎮座していたが、明治6年(1873)に現在地へ遷座した。

末社瀧神社本殿(昭和52年1月28日指定)
 三神社の北側に隣接、鎮座する社殿で、屋根は檜皮葺、正面一間、身舎側面一間の一間社春日造である。

 大阪府指定文化財

末社平岡神社本殿(昭和52年3月31日指定)
 一間社春日造檜皮葺の社殿で、慶長9年(1601)から同11年(1603)にかけて再建された。
小規模な社殿ながら、三神社本殿、瀧神社本殿と同じ手法が随所にみられる。

 




TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)