光三宝荒神 

光三宝荒神は、和歌山県橋本市にある。
社伝によると、高野山開創の狩場明神が祀られ、右側は阿多倍王(あたべおう)、都加使主(つがのおみ)、左側は坂上田村麻呂が祀られている。
寛治4年(1090年)、白河法皇が熊野参拝の途中に当地に立ち寄った時、三面六臂の神を感見された。
法皇が尋ねた際「我は是れ三宝を衛護する荒神なり」と答えたので、法皇が奈良の仏師に命じて御神体を刻ませ、祠を設けて祭祀したという。
これが三宝荒神で、光明燦然と輝いていたことから、光三宝荒神と言われるようになった。
日本三大荒神社の一つといわれ、毎年9月3日に無病息災、諸願成就を祈る献灯祭が行われる。
燈籠に灯がともされた後、参拝者が、数千本のろうそくに火を灯して境内は幻想的な雰囲気に包まれる。
鳥居横には、西行法師の歌碑が建てられている。
JR和歌山線紀伊山田駅下車、徒歩10分。参拝者用の駐車場がある。



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