平山居士句碑は、和歌山県高野山奥の院19町石東にある。
高野山の句碑歌碑巡りの資料には、「多々良平山居士句碑」と書かれている。
高野山のしおり及び高野山名所図会には、「東備の人名は穆姓は多々羅 碑面に句あり」と記されている。
石碑西面には、「明ぼのや暫(しばらく)ながら雪の峰 平山居士」とあり、右下には鼎左書と刻されている。
石碑東面には、作者の多々良清幽について書かれている。碑文字を書いた鼎左は、鼎峰のことで、東面には鼎峰と記されている。
東面の最期には、「碑陰 杜多草帝閑那 識」と刻されている。
杜多草帝閑那は、幕末紀州の俳人で、那賀町史「幕末維新期の豪農文化人」によると、「古宅家第5代当主 古宅健次郎(1804-1887)」ではないかと記されている。
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