報恩院

報恩院は、和歌山県高野山西院谷にある真言宗の寺院である。
本尊は大日如来を祀っている。
開基は、弘法大師の実弟 貞観寺真雅僧正の弟子であった如海上人と伝わる。
建久年間(1190-1199)に諸堂が炎上した後、仁雅僧正によって再興された。
仁雅僧正は、尾張国中島郡の加賀守藤原俊隆の子息であったことから、「中島坊都史多院」と呼ばれた。
その後、慶安年間(1648-1652)に仁和寺宮報恩院の令旨を賜り、寺号を報恩院と改めた。
江戸時代には、松尾芭蕉の弟子であった桃青が、報恩院に芭蕉の遺骨を納めたと伝えられている。
南海高野線高野山駅からバスで愛宕前下車、徒歩3分。


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