宝善院は、和歌山県高野山の蓮華谷にある塔中寺院である。。
元丹生院といい、昭和39年(1964年)寺名を宝善院と変更した。
天野の豪家天野祝の一族が奉じた丹生都比米命を祭祀する丹生家ゆかりの寺院である。
丹生都比米命は、丹生明神とも呼ばれ、高野山の地主神である。
庭園は、小堀遠州作庭と伝えられる名園で、鶴亀式枯山水の高野山内最古のものである。
本尊は、観世音菩薩で宝観音と称される。
堂内には、高野七福神の寿老人と福禄寿が祀られている。
南海高野線高野山駅からバスで一の橋下車、徒歩3分。