百閒ぐら(小雲取越)は、和歌山県田辺市の熊野古道中辺路沿いにある。
百閒(ひゃっけん)ぐらは、熊野古道小雲取越の絶景ポイントで、「ぐら」とは、「高い崖」の意味とされる。
熊野三千六百峰といわれる幾重にも重なる山並みを望む場所で、すぐ下の林道には、和歌山県朝日夕陽百選の石碑が建てられている。
「当地から望む夕陽は、大パノラマとなって広がる熊野の山々と空を紅に包み込み見るものを神秘の世界へといざなう」と記されている。
北西には、果無山脈の稜線が美しく、西には、野竹法師(のたけほうし)(970.8m)が望め、西南に遠く横たわるのは、紀南地方最高峰 大塔山(おおとうさん)(1121.8m)を中心とした大塔山系である。
JR紀勢本線新宮駅からバスで請川下車、徒歩約90分。
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