一乗院

一乗院は、和歌山県高野山千手院谷にある真言宗の別格本山である。
本尊は愛染明王で秘仏とされている。
光仁年間(840年頃)に善化上人が開いたと言われる。また、化千上人の住居跡とする説や定昭の開基とする説もある。
南北朝時代には、上杉謙信、景勝に仕えた直江兼続の次男清融良任房が第14世の住職を務め、龍光院と宝亀院を兼住した。
清融良任房が亡くなり、その菩提のために母が寄進した三十三身観音は、寺宝として今も残されている。
南海高野線高野山駅からバスで、高野山警察前下車、徒歩3分。



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