南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館

南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館は、奈良県明日香村にある。
当館は、「万葉集」を広く普及させた文化功労者の犬養孝氏を顕彰する展示館である。
同氏は、昭和30年に阪合村、高市村、飛鳥村が合併した時に、万葉仮名「明日香」の「明日香村」を新しい村名として提案した事でも知られる。
当館は、大正15年(1926)南都銀行高市郡岡支店(後に明日香支店)として開店した建物を改装して、平成12年にオープンした。
増改築の際に発掘調査が行われ、飛鳥時代の遺構と漆を詰めた壺約200個が出土している。
館内には、犬養孝氏やその愛弟子 清原和義氏(武庫川女子大学教授)の寄贈図書、犬養氏の遺品、同氏揮毫の万葉歌墨書、直筆原稿などが展示されている。
令和8年(2026)には、カフェも併設されている。

犬養孝(1907-1998)は、昭和、平成時代の国文学者である。
明治40年東京市下谷区に生まれ、東京帝国大学文学部国文学科を卒業した。
台北高校教授などを経て、昭和31年(1956)大阪大学教授、のち帝塚山短期大学、甲南女子大学教授を歴任した。
「万葉集」の風土的研究分野を開拓し、万葉遺跡の保存運動や万葉旅行の企画など「万葉集」の普及につとめた。
昭和61年明日香村名誉村民、昭和62年文化功労者。平成10年10月3日死去(91歳)。
著書に、「万葉の風土」「明日香風」「万葉の旅」などがある。




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