上智禅尼供養塔は、和歌山県高野山奥の院の27町石東にある。
現地の案内板には次のように記されている。
禅尼上智碑(ぜんにじょうちひ)
県指定史跡
この供養塔は、高さ約90cmの砂岩製で、梵字が一字と、永和元年(西暦1375年)の北朝の年号が刻まれています。
昔から、この供養塔に耳をあてると、地獄からの叫び声が聞こえると言い伝えられています。
和歌山県
石碑には、次のように刻されている。
(正面) 為禅尼上智聖灵
奉造立沙弥蓮阿
(左面) 永和元年乙卯七月日
正面上部に地蔵菩薩をあらわす梵字「カ」が刻され、すぐ下の方形に窪んだところには、当初地蔵菩薩像があり、地蔵菩薩は閻魔王の本地仏であるため、地獄の声が聞こえるとの伝承が生じたという。
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