上州厩橋(前橋)藩酒井家供養塔は、和歌山県高野山奥の院22町石東にある。
大師の腰掛石の東に位置し、墓所入口には「播州姫路酒井家墓所」と書かれた標柱がある。
参道から石鳥居をくぐって南東に進むと、次の大型五輪塔が5基建立されている。
写真番号 | 供養者名 | 没年 | 法名 | 備考 |
① | 上州厩橋藩 2代藩主 大老 酒井忠世(ただよ) |
寛永13年 (1636) |
隆興院殿 前拾遺発向源真 |
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② | 上州厩橋藩 3代藩主 酒井忠行 |
寛永13年 (1636) |
松岸院殿 前阿州太守雪窓玖白 |
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③ | 上州厩橋藩 3代藩主 酒井忠清妻室 |
延宝4年 (1676) |
清岸院殿 浄譽光安心大法信女 |
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④ | 上州厩橋藩 3代藩主 酒井忠行正室 前橋城主 大老 酒井忠清先妣(母) |
延宝5年 (1677) |
光壽院殿 真譽松安宝玉大姉 |
徳川家康異父弟 松平定勝の娘 菊姫 |
⑤ | 安部輝季之女 | 養真院殿 華屋真顔大姉 |
厩橋(うまやばし)藩は、第5代藩主酒井忠挙(ただたか)の時代に、藩名、城名を前橋藩、前橋城と改めた。
寛延2年(1749)、第9代藩主 酒井忠恭(ただずみ)は、老中首座となった後に、転封を画策し、同石高でも実入りが多いと考えられた播磨姫路藩に転封となった。
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