史跡海軍操練所跡

史跡海軍操練所跡は神戸市中央区海岸通りにある。
海軍操練所は幕末の江戸幕府の海軍教育機関である。
元治元年(1864)、大阪湾岸防衛の必要から神戸に開設された。
長崎製鉄所もこれに付属させ、軍艦奉行並(ぐんかんぶぎょうなみ)勝海舟が総管して、
観光丸、黒竜丸の2船を使い、旗本と御家人の子弟、西国諸藩の有志を入学させた。
坂本龍馬(土佐)、横井佐平太(熊本)、陸奥宗光(紀州)らが、ここで学んだ。
しかし、元治元年末に勝海舟が江戸に召還され免職となったため、元治2年(1865)3月に廃止された。
当地の西側みなと公園には、海軍操練所陸奥宗光顕彰碑が建てられている。
JR東海道本線三ノ宮駅下車、徒歩10分。


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