観音寺

観音寺は、和歌山県橋本市東家にある高野山真言宗の寺院である。

寺宝として、大般若波羅密多経598巻(橋本市指定文化財)を有している。
この大般若経は、第1巻及び第600巻を欠き、598巻木版摺本と手写本との混成による折本仕立ての経巻である。
文永6年(1269)一人の僧が手摺りしたもので、和泉国寺門村にあったものが、江戸時代初期に東家村陀羅尼寺の什物となり、後に廃寺と共に観音寺に移された。
橋本市内に現存する写経の中で最も古く、印刷文化史上最古と称せられる春日版の実態を知る上でも貴重な典籍である。



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