風市森神社

風市森神社は、和歌山県紀の川市嶋にある神社である。
祭神は、級長戸邊尊(しなとべのみこと)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)、丹生都比賣尊(にゅうつひめのみこと)である。
天正の兵火で社殿、文書等は全て焼失したため、由緒の詳細は不明である。
紀伊国那賀郡長田庄六ケ村の産土神である。
級長戸邊尊は、この地に鎮まる神で、風の神として伊勢の風宮から勧請したと言われる。
若一王子社(天忍穂耳尊)は、元は当社から南三丁の神木塚という所にあり、丹生明神社(丹生都比賣尊)は、大字北長田の地に鎮座していた。両社とも延暦年間(782-806)に当地に遷したといわれる。
正暦2年(991)粉河寺に下賜された太政官符に、西限り風の社とあるのは、当社の事である。
毎年旧1月15日には、御管粥祭りの神事が行われ、その年の年穀の豊凶が占われる。
JR和歌山線紀伊長田駅下車、徒歩10分。



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