吉祥院天満宮(きっしょういんてんまんぐう)は、京都市南区にある。
祭神は菅原道真公で、洛陽天満宮の一つに数えられている。
社伝によると、道真公の祖父 清公(きよきみ)が、邸内に一宇を建立し、吉祥院と名付けて菅原家の氏寺としたのが当社の起こりで、承平4年(934)、朱雀天皇が自ら道真公の像を刻み、この地に社殿を築き道真公の霊を祀ったことから、吉祥院天満宮と呼ばれるようになったと伝えられている。
吉祥院は道真公誕生の地として有名で、境内には、道真公が参朝の時に顔を映したといわれる「鑑(かがみ)の井」や道長公のへその緒を埋めたと伝えられる「菅公胞衣塚」などゆかりの遺跡が残っている。
またこの地は、古くから六斎念仏が盛んに行われていた所で、今も吉祥院六斎念仏踊として継承されており、国の重要無形文化財に指定されている。
毎年4月25日の春祭と8月25日の夏祭には、境内の舞殿(ぶでん)でこの伝統芸能が奉納される。
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