光明寺の松

光明寺の松は、和歌山県紀の川市名手市場にある。
光明寺は、浄土真宗本願寺派の寺院である。
永正4年(1507)僧 了道の開基で、その後天正11年(1583)境内拡張の時、村の富豪 怱助が自庭内にあった松を寄進して当地に植えたと伝えられている。
樹齢約400年と推定され、本幹の周り2.9m、高さは70cmで、子幹は南西北の三方向に射出して水平に伸び、傘状の独特の樹観を形成している。
この樹形は、庭園の関係上、このように仕立てられたもので、本堂に一層の美観を添えており、昭和23年(1948)に和歌山県の文化財(天然記念物)に指定されている。→ 大光寺のしぐれ松
JR和歌山線名手駅下車、徒歩10分。



TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)