金剛峯寺 経蔵は、和歌山県高野山にある。
経蔵前の案内板には、次のように記されている。
金剛峯寺経蔵
和歌山県指定文化財
指定 昭和四十一年四月十四日
総本山金剛峯寺の前身である学侶方本山青厳寺の経蔵である。
本経蔵は江戸時代初期の延宝七年(一六七九)に再建されたものである。
その構造は桁行六.二六m、梁間四.三〇mの塗篭造りの経蔵部に、正面唐破風付三間四面の入母屋造り檜皮葺の覆屋を設けている経蔵である。
和歌山県教育委員会
(財)高野山文化財保存会
正面奉納額には次のように記されている。
當一切経幷
庫蔵施主摂
州天満之住
伊川氏都光
浄栄信士爲
頓證菩提也
かつては、火災に備えて主殿とは離れたこの建物に仏像仏具、経典等が収蔵されていたが、現在、それらのものは高野山霊宝館に保管されている。
内部の壇には、板絵で阿弥陀聖衆来迎図が描かれている。
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