金剛峯寺正門

金剛峯寺正門は、和歌山県高野山金剛峯寺にある。
正門(表門)は、金剛峯寺前駐車場から境内に入る時に最初にくぐる門で、公式の行事のある時には、階段の両側に向かいあって馬水桶が並べられ、一つ一つが杉の葉で飾り付けられる。
かつて、将軍や大名の高野詣りの時、馬に水を飲ませたり餌付けをした名残りが現在まで続いている。
正門は、文久2年(1862)再建とされるが、延宝8年(1680)に落慶した「「青厳寺上門」の可能性も挙げられている。
東側のくぐり戸は、一般の僧侶が利用するもので、昔は正門は、天皇・皇族・高野山の重職だけが利用していた。
令和6年(2024)正門を含む金剛峯寺の12の建造物が、重要文化財に指定された。
階段南側の橋の両側の枝垂れ桜が春の参詣者を、また階段西側の紅葉が秋の参詣者を出迎える。



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