庚申山高野口公園は、和歌山県橋本市高野口町にある。
もとは、旧荘官、亀岡氏の持山で、明治26年(1893年)に当時の名倉村に寄付した。
明治43年(1910年)の町制実施により、庚申山は高野口町の所有となり、公園化の整備が進んだ。
戦時中は、一時荒廃したが、桜樹が植えられ桜の名所として知られ、山上の展望台からは紀ノ川流域を望むことが出来る。
昭和31年(1956年)に高野口駅の南西にあった八幡神社が庚申山に移転した。
本殿は、春日造銅板葺総桧白木造りで、主祭神として、誉田別命、皇大神、天児屋根命を祀っている。
JR和歌山線高野口駅下車、徒歩5分。(Y.N)