面不動鍾乳洞

面不動鍾乳洞は、奈良県天川村洞川にある。
昭和8年9月洞川の井口晃、橋本広吉両名によって発見され、その後15年の歳月を費やして開発された。
関西地方では珍しく最も大きいと言われており、奈良県の文化財に指定されている。
この鍾乳洞のある岩山一帯を古くから土地の人は「メンの不動さん」と呼んでいたことから、「面不動鍾乳洞」と名付けられた。
洞窟内の上からツララのように垂れ下がっているのが鍾乳石で、石灰分と炭酸ガスを含んだ地下水が水滴となって長い年月を要してできるものである。
また下に落ちた水滴は床面から筍のように成長して石筍(せきじゅん)を作る。
そしてこれらが大きくなると上と下とが連なって柱のようになり石柱となる。
現在の姿になるまで、数万年もかかるといわれている。
奈良交通洞川温泉バス停に近い洞川八幡宮から面不動モノレール「どろっこ」で約5分。
洞川八幡宮前に、駐車場がある。


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