美濃揖斐藩 西尾家供養塔

美濃揖斐藩 西尾家供養塔は、和歌山県高野山奥の院34町石南西にある。
織田信長墓所に登る階段入口南側にある。
史跡金剛峯寺境内(奥院地区)大名墓総合調査報告書によると、中型五輪塔8基、櫛型墓標2基がある。
主な石塔は次のとおりである。(水原堯榮氏「高野山金石図説」参照)

 写真番号  供養者名  没年  法名  備考
 ① 慶長16年
(1611)
九州豊前門司城主関係 
 ② 績心院 慶長16年
(1611)
績心院殿
常林壽永大姉
 
 ③ 西尾信濃守
西尾 教次(のりつぐ)
慶長13年
(1608)
伊信院殿
天廣國大居士
西尾光教の養子
木下大膳大夫某の長男 
 ④ 美濃揖斐藩初代藩主
西尾 光教(みつのり)
元和元年
(1616)
常照院殿
宗岳圓光大居士
出雲守
西尾嘉教が建立
 ⑤  豊後守
美濃揖斐藩2代藩主
西尾 嘉教(よしのり) 
元和9年
(1623) 
理禪(善)院殿
玄光(香)淨圓
大居士 
嗣子が無く廃絶
息女が建立 
 ⑥ 西尾 包教(もとのり) 正徳5年
(1715) 
通智院殿性孝
全傑大居士 
西尾包教は、光教の養子 氏教の孫
嫡子邦教が建立 
 ⑦  西尾 盛教(もりのり)  萬治元年
(1658) 
善教院殿
塞口道男(勇)居士 
西尾光教の養子
木下大膳大夫某の三男 
孝子半助が建立
 ⑧  常光院  元和8年
(1622) 
常光院殿
妙喜大姉 
 



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