宮滝遺跡は、奈良県吉野町宮滝にある。
吉野川流域最大の遺跡で、縄文、弥生、飛鳥、奈良、平安時代の複合遺跡である。
昭和5年(1930)に奈良県と京都大学が調査を行い、昭和50年(1975)以降、橿原考古学研究所が調査を継続している。
遺跡は、東西400m、南北200mの河岸段丘上にあり、約三分の一が国の史跡に指定されている。
宮滝式の名称が付けられた縄文時代後期の土器が発見されたほか、天武、持統朝を中心とする吉野宮、吉野離宮の最有力の推定地である。
日本書紀によると、吉野離宮は応神天皇19年条に初見し、その後、奈良時代の聖武天皇まで8人の天皇が行幸しており、440年余りにわたって存続した重要な離宮である。
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